歴史
東二番丁幼稚園は、日本で2番目に
設立された歴史ある幼稚園です
明治(創立期)
- 明治12年6月7日
- 仙台市木町通小学校附属幼稚園として発足
白極 誠一
矢野成文らと幼稚園開設を計画、矢野成文を東京女子師範学校に送った。
矢野 成文
明治11年幼稚園開設のため、東京女子師範学校に留学。後に初代園長となる。
橋本 よしぢ
東京女子師範学校最初の保姆練習科を卒業。以後52年間70歳まで保育を行った。
- 明治14年11月10日
- 幼稚園と小学校を分離し「仙台幼稚園」となる
- 明治17年11月10日
- 「公立仙台幼稚園」となる
- 明治19年10月
- 「仙台区東二番丁小学校附属幼稚園」となる
- 明治29年4月
- 小学校の所轄を離れ「仙台市幼稚園」となる
二十遊嬉之図
明治初めの保育の様子を表す絵。明治11年矢野成文が東京で購入。戦災前まで現存した。
大正(成長期)
- 大正5年4月1日
- 「仙台市東二番丁尋常小学校附設幼稚園」となる
- 大正8年6月12日
- 幼稚園創立40周年記念式典を行う
「大正2年東二番丁尋常高等小学校写真帖」より 宮城県図書館所蔵
大正14年度の幼稚園卒業記念写真
(左端に橋本よしぢ先生)
昭和①(発展期と廃園)
- 昭和3年9月11日
- 小学校講堂新築のため園舎を解体、移転する
- 昭和14年3月13日
- 東北随一の2階建て園舎に改築する
- 昭和20年7月9日
- 仙台空襲で園舎・教具をすべて焼失
- 昭和20年10月31日
- 廃園となる
昭和13年建て替えの2階建て園舎
当時東北一と評判になる、屋上付きの自慢の園舎だった。第7回全国幼稚園関係者大会の会場になるなどしたが、空襲で焼失した。
創立記念行事
「うさぎのダンス」を踊って創立記念日を祝う様子。(昭和15年3月/今井喜代氏提供)
運動会
東二小校庭での小学校との合同運動会での綱引きの様子。子どもたちは前掛けをしている。(昭和17年度)
昭和②(復興・公立移管)
- 昭和28年12月4日
- 東二小PTAや学区町内会等の努力で園舎を再建する
- 昭和29年3月1日
- 東二番丁小学校父母教師会立幼稚園として
設立を許可される
- 昭和29年4月12日
- 仙台市東二番丁幼稚園 第1回入園式を行う
- 昭和39年12月1日
- 東二小、鉄筋校舎に改築
幼稚園も含めた校舎(園舎)となる
- 昭和49年3月30日
- 「仙台市立東二番丁幼稚園」となる
- 昭和54年6月7日
- 創立100周年記念式典を行う
- 昭和60年4月1日
- 文部省より研究委託を受ける
- 昭和62年12月22日
- 新園舎(現園舎)が落成する
昭和28年、東二小PTA立幼稚園として再建された園舎
秋の運動会で輪くぐりをする子どもたち(昭和31年)
昭和39年12月、鉄筋校舎となる。門扉は復興園舎のものを使った
園外保育「西公園」の池で探検グループ活動の様子(昭和47年)
平成(充実期)
- 平成2年4月1日
- 市教委より研究指定を受ける
- 平成8年4月1日
- 3年保育が始まる
- 平成9年4月1日
- 市教委より教育課程の研究指定を受ける
- 平成11年6月5日
- 創立120周年記念式典を行う
- 平成12年4月1日
- 預かり保育が始まる
- 平成12年8月24日
- 優良PTA文部大臣賞を受賞する
- 平成12年12月1日
- 仙台市教育功績賞を受賞する
- 平成16年4月1日
- 県国公立幼稚園の事務局となる
- 平成21年6月6日
- 創立130周年記念式典を行う
- 平成22年4月
- 学校法人曽根学園が市より運営を受託
「学校法人曽根学園 東二番丁幼稚園」となる
- 令和元年6月7日
- 創立140周年記念誕生会を行う
全国学校保健歯科大会
平成3年10月、公開保育を行った。写真は口内健康を理解するゲーム遊び
タッチ・ザ・南極の氷
南極の氷に実際に触れ、其の不思議を体験する活動(平成18.19年度)
どろんこ遊び
放課後「まちがっこ」の事業の1つとして実施(平成20年6月)
仙台市出身の絵本作家とよたかずひこ氏による、絵本・紙芝居の読み聞かせ会(平成20年11月)
園旗引き継ぎ